2023年9月21日16:43
京王電鉄は、京王パスポートクラブと住信SBIネット銀行とともに、住信SBIネット銀行が提供する「NEOBANK」サービスを活用した新たな金融サービス「京王NEOBANK」を2023年9月27日から提供開始すると発表した。なお、鉄道グループによるフルバンキングサービスの取扱いは国内初となる。
同サービスでは、スマートフォンに「京王NEOBANK」アプリをインストールして必要情報を入力することで銀行口座を開設することができ、住信SBIネット銀行が提供する預金や振込、ATMなどの銀行サービスをスマートフォン1つで利用できる。また、同サービスは京王パスポートカード会員を対象としており、銀行サービスの利用、住宅ローンの借入等により、京王グループをはじめとする京王沿線約750店舗で使える京王ポイントが貯まるという。
銀行サービスは、①預金機能(円預金、外貨預金など)、②決済機能(振込、口座振替、ATM、デビットカード(スマホデビット含む)など)、③融資機能(住宅ローン、フラット35、カードローン、教育ローンなど)、④提携商品(公営競技、スポーツくじなど)を提供する。
また、京王NEOBANKアプリを使って、全国のセブン銀行またはローソン銀行のATMで預け入れ、引出しが可能だ。ATM手数料は月5回まで無料となる(無料回数以降は110円/回(税込))。
さらに、口座開設後、希望者には、デビット機能が付いたオリジナルデザインのキャッシュカードを無料で発行する。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト