2023年11月17日7:00
ミライロと日本電気(NEC)は、2023年11月23日に和歌山県のアドベンチャーワールドで開催される「ドリームデイ・アット・ザ・ズー2023 in アドベンチャーワールド」(主催:和歌山ドリデイ2023実行委員会)において、障害のある子どもとその家族が手間なくスムーズに入場するための実証を行うと発表した。
「ドリームデイ・アット・ザ・ズー」とは、障害のある子どもとその家族を動物園・水族館に招待し、気兼ねなく楽しいひと時を過ごしてもらうための国際的なプログラムだ。閉園後の動物園・⽔族館に家族を招待することから、「ドリームナイト・アット・ザ・ズー」という名称で世界中に広まった。同イベントは、⽇中開催のため「ドリームデイ・アット・ザ・ズー」と名称を変更して開催される。
今回の実証は、ミライロのデジタル障害者手帳「ミライロID」とNECの顔認証サービスを連携し、障害者手帳の提示など障害のある人にとって手間と時間のかかる入場時の本人確認を顔認証のみで実現するものだ。
参加者同意のもと、ミライロIDに登録された情報と事前に登録してもらった顔写真を紐づけることで、顔認証による手間なくスムーズな入場を目指す。
なお、NECは2020年1月より、障害者の活躍推進に取り組む国際イニシアチブ「The Valuable 500」に加盟しており、障害ある人が豊かな社会生活を送ることができるよう、事業活動を通じた障害者支援に注力しているそうだ。また、同イベントにおいては、NECグループの社員ボランティアも参加し、イベント運営を支援している。
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ペイメントナビ編集部
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