2023年11月17日7:30
Mastercardは、2023年11月16日、世界中のゲームおよびeスポーツ愛好家を対象に、Mastercard Gamer Academyへの参加者の募集を開始した。Mastercard初となる同育成プログラムは、10名のゲーマーに、eスポーツへの情熱を職業として追求するために必要な人脈、指導、スキルセットを提供し、より包括的なゲーム環境を整えるという。
世界で30億人以上の人々が自身がゲーマーであると考えているそうだ。現在では、45歳以上でゲームをする人の数は18歳未満の数を上回っており、またゲーム人口の50%近くを女性が占めている。ゲームの人気が明らかになる一方で、職業としてプロのゲーマーになることは容易ではないという。
2024年初頭にMastercardゲーマー・アカデミーのプログラムを開始し、受講者へ主要なeスポーツイベントへの旅費を全額支給する。さらに、2024年League of Legends World Championshipや2024年Valorant Champions、ベルリンのG2 Esports本部を含むeスポーツイベントの舞台裏への特別アクセスを提供する。
また、G2のHel、Gozen、男子League of LegendおよびValorantチームを含む、eスポーツのプロとの交流もあるそうだ。さらに、メンタルヘルス、レジリエンス、アライシップに焦点を当てたワークショップを含む、著名なメンターとの対面およびオンライン講義を行う。
ブランド・エンゲージメント、マーケティング、コンテンツ制作、イベント実施などを網羅した包括的な教育課程になるという。教育課程の一部は、ファンが楽しみながらゲームやeスポーツのさまざまな可能性についてより深く知ることができるよう、動画に収められる予定だ。Mastercard会員は、Priceless. comよりいち早く視聴することができる。
なお、同アカデミーは、eスポーツ団体であるG2 Esportsのサポートを受けている。G2 Esportsは、VALORANTやLeague of Legendsなどのゲームに出場する女性チームを4つ擁し、eスポーツにおける女性チーム擁立を推進している。
Mastercardは、2018年には世界最大のeスポーツであるLeague of Legendsの最初のグローバルパートナーとなった。今年初めには、eスポーツであるValorant Champions TourとVCT Game Changersにもeスポーツのスポンサーシップを拡大した。
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ペイメントナビ編集部
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