2024年1月24日8:15
中国の大手アクワイアラ(加盟店開拓事業者)であるLakala (以下、ラカラ)は、2023年11月15日~17日まで開催されたSingapore Fintech Festival2023においてスマートフォンを決済端末として活用する「Lakala SoftPOS ソリューション」を紹介した。同社は中国での実績をもとに東南アジアへのSoftPOSの展開を強化するという。
中国を代表するアクワイアラの1つ
日本市場にも進出
ラカラは中国のアクワイアラでグローバルに決済を展開している。ラカラは、2005 年に設立され、2011 年に中国人民銀行から決済事業のライセンスを取得した中国初の第三者決済機関の 1 つとなる。2019 年 4 月 25 日に深セン証券取引所に上場している。ラカラは国内外の加盟店に、銀行の決済、コード決済、デジタル人民元決済など、包括的な通貨およびシナリオベースの決済サービスを提供し、100カ国以上での国境を越えた決済をサポートしているという。また、国際ペイメントブランドのMastercard、Visa、Discover、American Express といった主要な国際カード組織と戦略的パートナーシップを確立しており、各ブランドのアクワイアリングを提供している。
ラカラは日本にも進出しており、2018年にはUSENグループと提携した実績もある。また、日本の大手コンビニエンスストアにもサービスを提供しているそうだ。
Singapore Fintech Festival2023では、バーチャルカードやブロードキャストスピーカーなどとともにSoftPOSソリューションを紹介した。
ラカラのSoftPOS は中国で広く採用されているという。同社のSoftPOS テクノロジーは、決済端末など追加のハードウェアを必要とせずに、NFC搭載のAndroidスマートデバイスを決済端末として活用することができる。中国では、Huawei、Honor、Xiaomi、Li Autoといった企業にサービスを提供した実績がある。大手企業にサービスを提供した経験と決済技術をもとに、SoftPOSのサービス改善を重ねてきたという。
すでに月間 1 億 6,000 万米ドルの取引量で 35 万以上の加盟店にサービスを提供しているそうだ。中国の中小企業をはじめ、多くの企業にサービスを提供してきた実績があるという。
PCI MPoCの認定をいち早く取得へ
東南アジアでの展開強化、日本市場は?
このコンテンツは会員限定(有料)となっております。
詳細はこちらのページからご覧下さい。
すでにユーザー登録をされている方はログインをしてください。