2024年1月31日8:46
日本経済新聞社は、これからの日本の街づくり・店づくりを支える様々な製品やサービス、ソリューションが集まる「日経メッセ 街づくり・店づくり総合展」(「JAPAN SHOP」「建築・建材展」「ライティング・フェア」「IFFT東京国際家具見本市」「リテールテックJAPAN」「SECURITY SHOW」「フランチャイズ・ショー」「店・食・観光 トレンド展」「Good 家電 Expo」の9展示会で構成)を2024年3月12日~15日の4日間、東京ビッグサイト東・西展示棟で開催する(「フランチャイズ・ショー」「店・食・観光 トレンド展」「Good 家電 Expo」は3月13日からの3日間)。また、オンライン展示会「日経メッセOnline」を同時開催(会期:2月27日~3月29日)する。
日経メッセは、1972年の初開催から数えて50年以上の歴史を持つ、日本有数の産業展示会であり、今回の全体開催規模は、2024年1月29日現在、1,146社・団体3065小間となる。
人口減少と少子高齢化が進む日本にあって、「労働力不足をカバーするロボット技術やITの利活用」「リアル店舗とネット通販の融合」「商業施設を中心とした地域活性化」「訪日客の誘致」「健康で安全・安心な街づくり・店づくり」などといった、さまざまな課題解決につながる最新の技術や製品、サービス、システムの情報を提供する。会場では、「店舗・商業施設」「住宅」「オフィス」「公共施設」など、にぎわい溢れる快適で安全な街づくり・店づくりのためのデザインと技術が展示され、会場内では多数の来場者による活発な商談・情報交換が行われる。
また、今回より「店・食・観光 トレンド展」「Good 家電 Expo」の2つの展示会を日経メッセに新設する。「店・食・観光 トレンド展」では、街や店、観光地の賑わい、集客力アップのための「新しいトレンドビジネス」と、それを支える「関連製品・サービス」を紹介する。「Good 家電 Expo」では、店舗やオフィス、家庭などのシーンに欠かせない家電を紹介するそうだ。
なお、「リテールテック JAPAN」(第40回 流通情報システム総合展)は、今年で40回目を迎える国内最大の流通情報システム展示会となる。生産年齢人口減少に加え、円安により外国人労働者の獲得が困難になり、さらに物流業界では2024年問題など、流通業の人手不足が一層深刻化している。昨年に引き続き、キーワードとなるのは各業界におけるデジタル化、つまり「流通DX」であり、この潮流がさらに加速することは間違いないという。同展では、決済、物流、EC、データ活用、人手不足の解決につながるシステムなど、流通・小売業界のビジネスを支える最新のIT機器・システム、関連サービスが一堂に会する。国内外の代表的な「流通DX」ベンダーやスタートアップまで約200社が集結し、最新の流通・小売業界向けソリューションと自動化技術を紹介する。昨年の展示会で注目度が高かった「無人店舗」の先を行く、最新かつ近未来の「流通DX」を体感できるチャンスだとしている。
「SECURITY SHOW」(第32回 セキュリティ・安全管理総合展)は、社会やビジネスの「安全・安心」を守る製品・サービス・テクノロジーが一堂に会する日本最大級のセキュリティ総合展だ。
1月に発生した令和6年能登半島地震では震災に便乗した犯罪や詐欺が多数発生しており、対策に警察庁が1000台の防犯カメラの設置を決定したと報じられた。防犯カメラは日常だけでなく被災地という特殊な状況でも私たちの安全を守る存在となっている。
AIや映像解析をはじめとしたデジタル技術を融合し、防犯カメラをはじめとしたセキュリティ製品は目覚ましく進化を続けている。今回のSECURITY SHOWには国内外から100を超える企業・団体が出展し、最新テクノロジーを駆使した製品・サービスを紹介する。
さらに、会場内の特設ステージでは、住まいの防犯対策から、ゼロトラストなど最新のサイバーセキュリティ事情、セキュリティ製品・システムへのAI活用のポイントなど、セキュリティ分野における注目のテーマについて、専門家による解説やディスカッション、最新ソリューション提案などを展開するそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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