2021年3月5日7:00
日本経済新聞社は、次世代の街や店をつくるための技術・製品・システムを集めた日本最大級の総合展示会「日経メッセ 街づくり・店づくり総合展」(「JAPAN SHOP」「建築・建材展」「ライティング・フェア」「リテールテック JAPAN」「SECURITY SHOW」「フランチャイズ・ショー」の6展示会および特別展示で構成)を2021年3月9日~12日の4日間、東京ビッグサイトで開催する。このうち「JAPAN SHOP」は今年で開催50回を迎え、これを記念して2つの特別展示「JAPAN SHOP+Plus」「NIPPON プレミアムデザイン」を設けるという。
今回は「街づくり・店づくりのDX最前線」をテーマに、デジタル技術を活用した店舗オペレーション、最先端の商環境を形作るキャッシュレス決済、快適な住宅・オフィスを彩るディスプレーや照明器具、健康に配慮した資材・部材など課題に向き合ったアイデアやソリューションを一堂に紹介するそうだ。
主催者発表によると、全体の開催規模は2021年2月18日現在、624社・団体、1639小間(1小間=9㎡の展示スペース)で、東京ビッグサイトの西・南展示棟を使用する。小売・流通、建築・デザイン、情報・通信、飲食店関係者など6万人の来場を見込んでいる。
また、今回初めてオンライン展示会として「日経メッセOnline」(出展者一覧)も同時に開催。リテールテックJAPAN2021Onlineは、NTTデータや大日本印刷、東芝テック、三井住友カードなどが出展する。時間や場所の制約を受けずオンライン上にビジネス・コミュニケーションの場を提供することで、ウィズコロナ時代の新しい交流とビジネスチャンスの拡大を促進させるという。
「日経メッセOnline」は日本経済新聞社が独自に開発した新しいオンライン展示会プラットホームである「NIKKEI NEON」上で開催する。出展者は製品の情報や動画、パンフレットなどさまざまな情報を掲載できるほか、来場者との「名刺交換」機能やオンラインチャット、セミナーのライブ配信などのコミュニケーション機能も搭載している。今回、6つの展示会全てをオンライン上で展開し、リアル展示会にオンラインを融合させた新しいスタイルでビジネスのシナジー効果を高める。
なお、日経メッセは(一社)日本展示会協会の「展示会業界におけるCOVID-19感染予防拡大ガイドライン」や東京ビッグサイトが定める「展示会等における新型コロナウイルス感染防止のための対応指針」に基づいた新型コロナウイルス感染症対策を講じ、来場者の安全を確保して開催するという。