2011年5月9日9:00
米ベライゾン(Verizon Wireless)はUSAテクノロジーと提携し、小額の非接触キャッシュレス決済を推進することになった。
USAテクノロジーは自動販売機の非接触決済ソリューション提供会社。全米で10万台の自動販売機にかれらのePort Connectが設置されている。
いま世界ではスマートフォンの拡大とともに、それに搭載する非接触機能を利用した決済サービスがつぎつぎに生まれている。
米ベライゾンはAT&Tなどとモバイル決済ネットワークのジョイントベンチャーISISを設立しているが、これとは別に早期非接触決済を推進しようという方針だ。
米自動販売機の市場規模は2009年430億ドル。スマートフォン決済でこの一角を狙っている。すでに10万台の自動販売機ですぐに使えるというのは、ベライゾンにとって魅力的だ。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。