2024年3月7日15:30
デジタルガレージ(DG)は、MCデータプラスが提供するサービス「建設サイト早払い」の登録建設事業者向けに、資金繰りを支援する、B2B決済サービス「DGFT請求書カード払い for 建設サイト早払い」の提供を開始した。
「DGFT請求書カード払い for 建設サイト早払い」は、2022年よりDGが展開しているサービス「DGFT請求書カード払い」を基盤とした、建設事業者向けB2B決済サービスだ。今回の取り組みは、同社グループ戦略「DG FinTech Shift」で重要な位置付けとなる、B2B市場向け決済サービスのさらなる拡大を目指すためだとしている。
「DGFT請求書カード払い」は、銀行振込の請求書をクレジットカードでの支払いに切り替えることで、実質的な支払い期日を繰延できるB2B決済サービスだ。銀行振込の支払いを、JCB、Visa、Mastercard、ダイナースクラブのカード(JCBブランドで発行されたプリペイドカードを除く)での支払いに切り替えることで、実質的な支払い期日を最大60日程度繰延するサービスだという。取引先がカード決済に対応していない場合でも利用できる。季節要因による定期的な資金不足や突発的な資金調達など、中小事業者の資金繰りをサポートしている。
MCデータプラスが展開する建設現場の業務効率化と省人化を実現するサービス「建設サイト・シリーズ」を利用中の企業に向けたサービス「建設サイト早払い」は、支払い期日前の請求書(売掛金)を、発注元企業の承諾をもってMCデータプラスが買い取ることにより、支払い期日前に現金化できる「3者間ファクタリング方式」の請求書買取サービスとなる。
DGは、MCデータプラスと連携し、「DGFT請求書カード払い for 建設サイト早払い」を提供することで、建設事業者の資金調達を含めた取引の活性化を支援し、さらなるサービスの利便性向上を目指す。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト