2024年1月22日19:15
デジタルガレージ(DG)は、プロ人材のマッチングサービス「CARRY ME(キャリーミー)」(運営:Piece to Peace)に登録しているプロ人材(個人事業主)の資金繰りを支援する、B2B決済サービス「DGFT請求書カード払い for CARRY ME」の提供を開始したと発表した。
「DGFT請求書カード払い for CARRY ME」 は、2022年よりDGが展開しているサービス 「DGFT請求書カード払い」 を基盤とした、個人事業主向けB2B決済サービスだ。これは同社 グループ戦略「DG FinTech Shift」 で重要な位置付けとなる、B2B市場向け決済サービスのさらなる拡大を目指す取り組みだという。
同サービスは、銀行振込の請求書をクレジットカードでの支払いに切り替えることで、実質的な支払い期日を繰延できるB2B決済サービスだ。主に、需要の季節性に伴う資金繰り課題を解消する目的で利用されるほか、支払いをクレジットカードに集約させることで買掛管理の業務を効率化する目的で利用されている。
フリーランスとして活躍するプロ人材は年々増加するとともに、多くの企業において副業解禁が進んだことなどを背景に、その増加傾向は一層加速しているという。一方で、フリーランスには、仕事量や収入が安定し難いという側面もあり、資金繰りの課題に直面しやすい環境とも言える。
また、DGが展開する「DGFT請求書カード払い」においては、2023年4月より個人事業主向けの展開を開始し、全登録者に占める個人事業主の割合は約35%まで伸長している。これらの状況を背景に、今後も個人事業主の利用の増加が見込まれると考えている。
DGは、同サービスの提供を通じ、プロフェッショナルなスキルを基にフリーランスとして活躍する人々が直面する、資金繰りの課題に対応し、プロ人材の自立への貢献を目指すそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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