2024年4月1日8:30
POSファイナンスシリーズ5回目は、前回に続いて、アメリカのPOSファイナンスのプラットフォームであるFinturfに関し、そのモバイルアプリやユーザーアカウントについて紹介してみたい。
和田文明
■連載：海外のPOSファイナンス （1）“POSファイナンス”とは （2）FinTech企業のPOSファイナンスのプロバイダーとPOSファイナンスのプラットフォーム （3）POSファイナンスプロバイダーのPayPalクレジット（アメリカ） （4）Finturf（アメリカ） のPOSファイナンスのプラットフォーム（1） （5）Finturf（アメリカ） のPOSファイナンスのプラットフォーム（2）
マーチャント（加盟店）がFinturfのPOSファイナンスのプラットフォームを必要とする理由
Finturfの LaaS（Lending-as-a-Service）であるPOSファイナンスのプラットフォームは、クライアントであるマーチャント（加盟店）にとって（表10）のように必要とする理由があるとしている。
（表10）マーチャント（加盟店）がFinturfの POSファイナンスのプラットフォームを必要とする理由
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収益の増加 |
・柔軟なペイメントオプションは、より多くの顧客がマーチャント（加盟店）と取引するようになる ・顧客の予算に合わせることで、多額の購入費用を用立てる可能性が高まり、マーチャントにとって売上と収益の増加につながる |
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競争力の向上 |
・POSファイナンスは、顧客がプロダクツやサービスに対して支払う方法を変えることができるようになる ・顧客は、これまで以上に、多額の購入費用に対する柔軟な支払い方法を求めている ・POSファイナンスを提供するマーチャント（加盟店）は、競合他社よりも多くのクライアントを引き付けることができるようになる |
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キャッシュフローの改善 |
・Finturfと提携することで、マーチャント（加盟店）は2〜3営業日以内に全額支払われ、キャッシュフローの改善につながる |
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顧客の獲得と満足度の向上 |
・顧客は、余裕がないため、多額の購入費用の支払いを先延ばしにすることがよくあるが、柔軟な資金調達オプションの提供により、その必要はなくなる |
FinturfのHPより作成
Finturfのモバイルアプリ
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