QRコードやタッチ決済による乗車の実証実験を実施(名古屋鉄道)

2024年3月21日7:40

名古屋鉄道は、キャッシュレス・チケットレス改札の取り組みとして、2024年3月28日より、同社の3駅においてQRコードおよびクレジットカードやデビットカードなどのタッチ決済による改札通過の実証実験を実施する。これは、決済手段の充実を図ることで、沿線住民のほかインバウンドを含む同地域への来訪者に対してシームレスでストレスフリーな移動環境を提供するとともに、窓口対応業務の軽減・混雑緩和を目指して実施するという。対象駅は、中部国際空港駅、名鉄名古屋駅、金山駅となる。

2024年秋より対象駅を拡大予定(名古屋鉄道)

利用者は、エリア版MaaSアプリ「CentX」、およびインバウンド向け乗車券を販売するWebサイト上にて同実証実験の対象となるデジタルチケットを購入後、スマートフォンなどに表示されたQRコードを入出場時に専用端末にかざすことで、改札を通過できる。

CentX webチケットは3月28日~9月30日まで発売。 名鉄名古屋~中部国際空港QRきっぷ(大人のみ)が 980円、金山~中部国際空港QRきっぷ(大人のみ)が910円となる。

エアポートきっぷのQRコード対応発売期間 は3月28日~2025年3月31日まで、名鉄名古屋駅~中部国際空港駅の片道乗車券を980円で販売する。

なお、タッチ決済対応のカード(クレジット・デビット・プリペイド)や、同カードが設定されたスマートフォンなどを、専用端末にタッチすることで、同様に有人改札を通過できる。

名古屋鉄道では、2024年秋より対象駅を拡大するとともに、自動改札機にてQRコード表示およびクレジットカード等のタッチ決済による改札通過が可能となる。

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ペイメントナビ編集部

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