2024年4月18日7:35
楽天グループは、2024年4月17日、家計管理アプリ「楽天家計簿」の本格提供を、iOSにおいて開始した。
同サービスは、日々の暮らしにおけるお金の動きを可視化して家計管理を簡易に行うことができる、無料で利用可能な家計管理アプリだという。ユーザーは、同サービスと「楽天カード」や「楽天銀行」をはじめとする各種クレジットカードや銀行口座を連携することで、クレジットカードの利用状況や銀行口座の残高などの情報をまとめて確認できる。また、インターネット・ショッピングモール「楽天市場」や、「楽天モバイル」などの楽天グループが提供するサービスの支出を管理することが可能だ。さらに、楽天グループ以外のサービスにおける、銀行口座に振り込まれる給与・賞与などの収入や、クレジットカードの利用、ショッピングサイトや月々の携帯電話利用料金の支払いなどによる支出も一元的に管理できるそうだ。
将来的にはAI技術活用を目指す
また同サービスでは、水道・光熱費、通信費などの固定費や、食費、日用品費などの変動費の支出を項目ごとに自動で分類し、家計全体の収支をひと目でわかるように表示する。家計全体の支出を固定費と変動費に分けて可視化することで、必要以上の出費を抑えて効果的な資産管理を実現し、家計改善に貢献することを目指す。そのほかにも、普段の生活に役立つ節約術など家計管理のためのコンテンツや、ユーザーの志向に合わせた、楽天のさまざまなサービスに関するお得なキャンペーン情報を掲載するという。
さらに、2024年から「新NISA制度」が開始し、個人の資産運用・管理への関心が高まっている背景において、楽天証券をはじめとした各社の証券口座などの資産運用口座と連携した金融資産の管理に関連する機能の追加や、より充実した有料プランの提供などを2024年中に順次予定している。また、将来的には、AI技術を活用したユーザーにとってより使いやすいサービスの実現も目指すそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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