7月から「くまモンのICカード」事業主体に、「くまモン!Pay」開発着手(肥後銀行)

2024年5月29日14:18

肥後銀行は、熊本県内におけるキャッシュレス決済の拡大を目的として、2024 年7月1日に同行グループ会社である肥銀カードから、「くまモンのICカード」事業を譲り受けると発表した。また、「くまモンのICカード」の機能を承継しつつ、より広範な決済に対応するスマートフォンアプリ「くまモン!Pay」の開発に着手し、2025 年春のサービス開始を予定する。

くまモンの IC カード・くまモン!Pay の機能比較(肥後銀行)
©2010熊本県 くまモン#K20348

なお、「くまモンのICカード」は運営母体の変更のみであり、利用者や加盟店は、従来通り使用可能だ。

 「くまモン!Pay」は、前払い(プリペイド)でチャージされた残高を、さまざまな決済手段で利用できるスマートフォンアプリを開発する。具体的には、スマートフォン上で発行する国際ブランドのプリペイドカードによるタッチ決済など、独自に発行するQRコードをスマートフォン搭載のカメラで読み取る決済などで利用できるという。また、地域振興券、プレミアム商品券、地域通貨等の発行への対応も予定している。

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ペイメントナビ編集部

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