2024年6月20日7:40
STマイクロエレクトロニクス(以下ST)は、電子ID(eID)および電子政府のユースケースに求められる最新要件を満たしたスマートカード・プラットフォーム「STeID Java Card」を発表した。
STeID Java Cardは、セキュリティの国際規格Common Criteria EAL 6+の認証を取得済みで、セキュアOS(オペレーティング・システム)であるSTeID JC Open OSおよび、専用アプレットのポートフォリオによって構成されている。
STeID JC Open OSは、Java Card 3.0.5カード・アプリケーション・フレームワーク、およびセキュリティとカード管理のアーキテクチャであるGlobal Platform 2.3.1に準拠している。同オープン・プラットフォームOSには、国際民間航空機関(ICAO)の9303規格に準拠したeMRTD(Machine Readable Travel Documents:機械で読み取り可能なパスポート)など、重要なアプリケーションを処理するために必要な機能が組み込まれているそうだ。電子運転免許証の規格であるISO 18013、およびデジタル署名生成デバイスを認定するeIDAS QSCDもサポートしており、さらに、オフラインでのセキュアな生体認証を可能にするMatch-on-Card技術もサポートする予定だという。
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