2024年7月19日10:50
LINEヤフーのグループ会社であるPayPay保険サービスとZフィナンシャル、PayPayは、キャッシュレス決済サービス「PayPay」内の「PayPayほけん」ミニアプリにおいて、2024年4月22日より提供を再開した「熱中症お見舞い金」の今年度の加入件数が、サービス提供開始以降、最速で7万件を突破した。また、累計加入件数は、サービス提供開始から約3年で19万件を突破している。
気象庁が発表した「3ヶ月予報」(7月~9月)によると、今年は、全国的に平均気温が平年よりも高い傾向にあり、暑さの厳しい夏となる予想だ。関東近郊では、7月4日時点で、今年初の熱中症警戒アラートも発動し、連日40度近くの危険な暑さの日が続いている。さらに7月18日、関東甲信地方での梅雨が明けるなど、本格的に熱中症への対策が急務となっている。
このような背景から、PayPay保険サービスは、熱中症への備えとして、同保険の提供を4月22日より再開した。同保険は、熱中症リスクに特化した保険業界初の保険商品として、2022年から毎年期間限定で提供している保険商品だ。同保険に加入したユーザーが、保険期間中に日射または熱射により障害を被り、病院などで医師により点滴治療を受けた場合、治療保険金が支払われる。
4月の全国平均気温が過去最高を更新し、連日、真夏日が続いたことから、今年度の本保険の加入件数は、提供再開以降、前年同期比約3倍で推移し、サービス提供開始以降最速で7万件を突破した。
同保険は、加入期間が「月額型」「期間選択型」から選択でき、月額型は申込日の翌日から保障が開始されるが、期間選択型の場合は、午前9時までに申し込むと、当日午前10時から保障が開始される。そのため、最高気温が真夏日予想の日には、加入件数が伸びる傾向にある。
同保険の加入者は、本人の申し込みに加えて、家族全員分まとめて申し込むこともできる。実際に、これまでの加入件数のうち、約半数は申込者の子どもや配偶者、親など家族のための契約で、申込者本人のための加入だけでなく、子どもの部活動に備えたり、遠方に住む高齢の家族のために加入したりするケースも多くみられるそうだ。また今年は、屋外のライブやコンサートなど、イベント時の熱中症対策としての活用も人気がある。
さらに、昨年の加入者には「リピート割」が適用されることから、今年の加入者の約半数(43%)がリピート割を利用するなど、熱中症対策として保険を選択する人が増えている。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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