2024年9月27日13:33
エートゥジェイは、提供するクラウド EC サイト構築プラットフォーム「メルカート」において、GMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)が提供するオンライン総合決済サービスの接続方式「OpenAPIタイプ」と連携を開始したと発表した。
2023年の国内キャッシュレス決済比率は39.3%(126.7兆円)に達し、堅調に決済手段の広がりを見せている。一方で、決済手段が多いという日本の特徴から、自社のECサイトでどの決済手段を採用するか、運営企業においては非常に重要なテーマとなっている。
通常、決済手段の追加時には決済ごとにシステム連携開発が必要となり、1~3カ月程の期間を必要としていた。そのため、市場のトレンドや普及状況の変化に応じてタイムリーに決済手段を採用していくことが難しい状況にあった。
今回のシステム連携では、メルカート上でGMO-PGが提供する「OpenAPIタイプ」の利用が可能となった。同方式では、決済手段の追加コストを従来の10分の1にすることが期待できるそうだ。
決済手段の追加が容易になることで、決済別のテストマーケティングも容易となり、最終的にはトレンドやサイト利用者に適した決済方法を効率よく選定することが可能となる。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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