2024年9月30日8:10
グローリーは、2021年1月および2022年12月に次世代店舗創出プラットフォーム「O:der Platform」の提供を行うShowcase Gig(以下 SCG)への資本出資を行い、外食市場における社会課題、経営課題を解決し、集客、創客につながる新たなソリューションサービスの提供を行っているが、さらなる連携強化を目的としてSCGを子会社とするための株式取得を決定した。
両社の事業戦略における意思決定の迅速化と、リソースとアセットの相補的融合により、市場が求めている「お客様の新たな体験」の創出と具現化をよりいっそう加速させるとともに、労働力不足などの社会課題を解決し社会にいっそうの貢献ができるDXソリューション事業の拡大を図るという。
そのため、SCGのO:der Platformと同社の次世代型飲食店向けビジネスソリューション「TOFREE」、および、顧客行動データ分析サービス「BUYZO」との連携強化をはじめ、SCGのビジネスデザイン事業におけるコンサルテーション、企画、開発、運用という一気通貫のサービス提供を活かした、付加価値の高い新たなデータビジネス領域のソリューションを創出していくそうだ。
セルフ化や店舗業務効率化等の多様なニーズの高まりを受けて、O:der Platform、KIOSK、ドライブスルー、受け取りロッカーなどを融合させた「TOFREE」により、さまざまな消費者ニーズへの対応を目的とした新たなソリューションサービスを構築する。
また、同社は顧客の新たな経験を創出するソフトウェア開発力とノウハウを持つSCGとのシナジーをさらに高め、新たなマーケティングサービスや店舗全体を網羅する、店舗DX支援企業となり、DXソリューション事業において2027年度までに100億円以上の売上高を目指す。
グローリーは、SCGの既存株主から株式を取得し、 同社出資比率は99.58%となる予定だ。株式売買契約締結日は2024年10月11日を予定している。
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ペイメントナビ編集部
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