2024年10月18日8:18
「リテールテック 大阪 2024」(主催:日本経済新聞社、テレビ大阪)が2024年10月17日、18日にインテックス大阪で開催されている。会場では、POSやキャッシュレスなどの決済、AI・データ活用、デジタルマーケティングなどの流通関係のサービスが紹介されている。
華為技術日本のブースでは、中国XI’AN SUPERHII NETWORK TECHNOLOGY(スーパーハイ社)製スマートカートのデモを実施。また、WiFiを活用した最新のESL(電子棚札)ソリューションなどを紹介した。
FUJIは、スマートロッカーシステム「Quist」を展示。非対面・非接触へのソリューションとして広がりを見せている。
GS1のブースでは、LINEヤフーがLINEを利用したスマホレジのデモを実施。GS1データマトリックスの読み取りにも対応。顧客ごとのアレルギー表示、自動値引きやポイント付与で食品ロス削減を実現するという。
日立製作所は、生体認証を活用したデジタルアイデンティティ共通プラットフォーム「SAKULaLa(サクララ)」などのソリューションを紹介している。17日のセミナーでは上新電機の担当者も講演し、ブースには黒山の人だかりができていた。
Packcity Japanは、小売店舗での商品受渡し用「PUDOステーション」などの取り組みを紹介している。
バリューデザイン、アララ、クラウドポイントは共同で出展。バリューデザインの独自Pay、アララのメール配信サービス、クラウドポイントのデジタルサイネージを運用できるシステム「CloudExa」を紹介している。
「POS+」(ポスタス)のブースでは、セルフレジ/券売機やPOS一体型キャッシュレス決済端末、セルフオーダーシステムな度に関連した製品を展示している。
セールスフォース・ジャパンは、AI、データを活用し、パーソナライズされた体験を提供する方法を紹介している。
セーフィー(Safie)は、カメラとインターネットをつなぎ、どこからでも映像を確認できるクラウド録画サービスを提供している。会場では自遊空間がクラウドカメラとタイムリープの「RURA」を活用し、店舗運営を省人化した事例を紹介している。
セイビ堂は、サイネージ運営ソリューションとディスプレイ製品を展示。大型ビジョンや小売業向けモニターなどを紹介している。
インタセクト・コミュニケーションズは、ウォークスルー型「無人AI店舗」のデモを実施。2024年3月に関西国際空港近くのホテルにすでに導入済みだ。天井のカメラや棚のセンサーで、利用者が手に取った商品をリアルタイムに認識 する。
STORESは、オムニチャネルCRMを実現するモバイルアプリの構築サービスや、オムニチャネルに対応したポイント・顧客管理システムなどを紹介している。
ネットアライブは中国の決済端末メーカー「Topwise」と共同出展。Topwiseは中国を代表する決済端末メーカーの1つで、スマートPOS端末、ミニPOS、セルフサービスキオスク、小売POSを展示している。ネットアライブは決済端末のローカライズで実績があり、Topwiseの端末にローカライズしたアプリケーションを開発して出荷する役割を担う。
暁電機製作所は、「AES-CUT」小型自動精算/券売機を2024年11月初旬より販売開始する。券売機方式による事前精算、メニューブック方式による対人精算、後払い会計精算機という3つの精算方式に対応する。
■TIプランニングブース