2024年10月29日9:27
イオンフィナンシャルサービスは、2024年10月28日開催の取締役会において、イオンリテールが営む WAONバリュイシュア事業(以下、AR バリュイシュア事業)を簡易吸収分割の方法により、イオン銀行が営む WAON バリュイシュア事業(以下、ABK バリュイシュア事業)を、簡易吸収分割及び略式吸収分割の方法によりそれぞれ同社へ承継する組織再編について、イオンリテールおよびイオン銀行それぞれとの間で吸収分割契約を締結することを決議したと発表した。
なお、同社とイオン銀行を当事者とする吸収分割においては、同社と同社完全子会社間で行う組織再編であることから、開示事項・内容を一部省略して記載している。
同社は、グループ内の経営資源を戦略的に活用し、「決済サービス」を中心に金融商品やサービスの拡大を図ることでさらなる成長に向けた改革を進めるとともに、顧客にとって最も身近なフィナンシャルグループを目指している。
これまで WAON バリュイシュア事業は、イオンリテール、イオン銀行がそれぞれの顧客に対してキャッシュレス決済の普及を図ることにより成長を遂げてきた。今回、決済サービスのさらなる成長に向けて、WAON バリュイシュア事業をイオングループの総合金融事業を担う同社グループに集約することが、同社グループにとって、金融サービスにおける全体最適を追求した効率的な事業運営や戦略的投資を可能とするとともに、顧客利便性向上に最も効果的であるとの認識に至り、同組織再編を実施することとなった。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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