154億円の資金調達を実施、全国主要都市に拠点を開設(UPSIDER)

2024年11月21日7:20

UPSIDERは、AI技術を活用した独自の与信モデルや優れたユーザー体験を提供するアプリケーションが評価され、グローバル・ブレインおよびテンセントを共同リード投資家として、シリーズDラウンドにてエクイティ55億円、2024年初からの累積デット調達99億円を含む、総額154億円の資金調達を実施した。 また、同社エクイティへの高い関心を受け、既存株主が保有する株の一部を譲渡する、17億円分のセカンダリー取引も行われた。調達した資金は、既存事業の拡大と新規事業の開発に投資するそうだ。

パートナー企業とともに複数の新規事業の創出へ(UPSIDER)

新規引受先は、テンセント、日本航空、SuMi TRUSTイノベーションファンド、QRインベストメント(北国フィナンシャルホールディングス投資子会社)となる。既存株主による追加出資は、グローバル・ブレイン、みずほキャピタル、三菱UFJキャピタル、AGキャピタル、ANRI、DNX Ventures、SMBCベンチャーキャピタル、WiLとなる。

同社は、2020年に法人カード「UPSIDER」を、2022年に請求書カード払いサービス「支払い.com」をリリースし、企業の挑戦をファイナンス面から支援してきた。両事業が急成長を続けるなか、2023年6月には、AIチャット型の業務効率化ツール「UPSIDER Coworker」およびグロースステージ以降のベンチャー企業に対するデットファンド「UPSIDER BLUE DREAM Fund」を発表。同時に、ミッションに基づき、新たに 「世界で戦える日本企業を生み出し、日本の競争力を再び上げる」 というテーマを打ち出した。

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