2024年12月2日8:50
ウィルズは、提供するポイント制株主優待と株主情報の電子化サービスを融合させたデジタル株主管理プラットフォーム「プレミアム優待倶楽部」を、サクサが株主優待制度の新設にあたり、導入すると発表した。
2025年以降、毎年3月末日時点のサクサ株主名簿に「記載または記録」された2単元(200株)以上を保有している株主を対象とし、2025年3月末日時点の株主より適用する。
ウィルズは、2004 年の創業以来、機関投資家マーケティングプラットフォーム「IR-navi」、ポイント制株主優待と株主情報の電子化サービスを融合させたデジタル株主管理プラットフォーム「プレミアム優待倶楽部」を中核として、株主管理プラットフォーム事業の拡大、および株主管理分野のDXを推進し、上場企業の企業価値拡大をIR・SRという側面から支援している会社だ。
サクサは、2024年5月に発表した中期経営計画の中で、「資本コスト・株価を意識した経営の実現」を掲げている。具体的には、成長投資、株主還元により早期にPBR1.0倍以上の達成のため、グループ再編、経営体制刷新、増配などに取り組んできた。今回、さらなる株主還元の拡充として、サクサの株式を中長期的に保有し、株主との対話を強化することを目的に、株主優待制度「サクサ・プレミアム株主優待倶楽部」の新設を決定したそうだ。
サクサの株主専用のWEBサイト「サクサ・プレミアム優待倶楽部」を通して付与される株主優待ポイントは、サクサグループのマザー工場であるサクサテクノや 2024 年 7 月にサクサグループへ加わったソアーが所在する、山形県米沢市の特産品や、各グループ会社本社を置く地域の商品をはじめ、お米やブランド牛などのこだわりグルメ、スイーツや飲料類、銘酒、電化製品、選べる体験ギフトなど5,000種類以上の商品から好みの商品を選択できる。
「サクサ・プレミアム優待倶楽部」への会員登録を通じて得られる株主データベースを積極的に活用し、株主との対話の強化を図るそうだ。より一層同社を理解してもらうため、株主に対し、PR 情報・決算情報・適時開示情報等のIR情報を随時配信する予定だという。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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