2011年6月22日11:14
エムティーアイ(MTI)は、2011年6月22日から、スマートフォン向けのアプリやWebサービスが簡単に探せるマーケットプレイス「mopita(モピタ)マーケット」をオープンすると発表した。同マーケットで取り扱うアプリは、Android搭載スマートフォン用のアプリとなる。
現在、アプリを始めとする膨大な数のスマートフォン向けサービスが公開されているが、同マーケットでは自社はもちろん、他の開発者や開発会社にも開放し、多彩なジャンルのアプリやWebサービスを掲載するという。ユーザーは「カテゴリ」や「人気ランキング」などを元に、欲しいサービスを探すことが可能だ。
また、独自の会員認証・決済システムで、簡単な会員登録をすれば、ダウンロードしたアプリや登録中のサービス、購入履歴などの情報を一目で確認でき、一括管理・決済することができる。
メディアインタラクティブの調査によると、20歳~59歳のAndroid携帯利用者への調査では、「Android端末用アプリを利用したことがあるか」という質問に対して、半数以上の61.6%が「利用したことがある」と回答している。また、高機能なスマートフォンにより、従来の携帯電話では実現できなかったさまざまなサービスが可能となる。こうしたスマートフォンの魅力を最大限に活かすアプリの数は、現在、Android向けだけでも20万点以上も存在し、今後もますますその数は伸びると予想されている。しかしその一方、多くのアプリが溢れており、欲しいアプリに辿り着くのが難しい現状があった。また、オープンな販売環境であるスマートフォン市場において、個人でもアプリを開発し売り出すことが可能になり、多彩なアプリが開発されているが、実際にユーザーにダウンロードしてもらうまでのハードルは想像以上に高かった。
mopitaマーケットは、そのような世の中に溢れるアプリと、より良いアプリを探し求めるユーザーをつなぐマーケットプレイスとして誕生する。マーケット内のアプリは、「スポーツ」「音楽」「書籍/コミック」「メール/デコメ/待ち受け/動画」「ゲーム」「SNS/コミュニケーション」「占い」「天気/ニュース」「仕事/学習/辞書」「健康/医療/ダイエット」「生活/暮らし/グルメ/旅行」「地図/ナビ/交通」「便利/管理ツール/その他」の13のカテゴリに分類。「ランキング」「オススメ」などのコーナーもあり、人気のアプリや欲しいアプリが簡単に探せるよう工夫されている。また、アプリだけでなく、Webサイトを利用して提供するサービスも提供するという。