2025年6月11日7:20
SBINFTと九州電力は、SBINFTが運営するNFTマーケットプレイス「SBINFT Market」と、九州電力が運営するデジタルアートのキュレーションプラットフォーム「デジがろ」が、アートNFTの販売領域で提携することについて、2025年6月10日に合意した。

同提携において、九州電力は「デジがろ」内でキュレーションしたデジタルアート作品を、「SBINFT Market」の機能を用いてPolygonチェーン上のアートNFTとして発行し、同日から一部作品を「デジがろ」内に掲載、2025年6月24日から作品を拡充の上、販売を開始する。九州電力は、当該NFTの売上の一部を、アーティスト及びキュレーターとしてデジタルアート作品を評価する学芸員資格保有者に還元するそうだ。
SBINFTは、九州電力が発行したアートNFTの取り扱いを開始。また、九州電力に対し「SBINFT Market」内でアートNFTを作成する機能と、アートNFTをクレジットカード決済で販売する環境を提供するという。
今回の提携によって、九州電力はクレジットカード決済でのアートNFTの販売が可能になり、暗号資産を持たないユーザーも取引が可能だ。それによって、より多くの層に対する販売機会を創出でき、「SBINFT Market」を介した「デジがろ」によるアート作品の販売促進とアーティスト・学芸員資格保有者に対する収益機会提供の実現が期待できるそうだ。また、SBINFTは、九州電力によるアートNFTの販売を通じて、「SBINFT Market」の活性化が期待できる。
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ペイメントナビ編集部
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