2025年9月3日9:16
クレジットカード決済などの不正利用対策ソリューションを提供するアクルは、このほどユーグレナが運営するユーグレナ・オンラインショップへの不正ログイン対策「ASUKA Account Protection」の提供を開始した。
近年、クレジットカードの不正利用による被害が増加傾向にある。日本クレジット協会の発表によると、2024年のクレジットカード不正利用被害金額は513億円に達した。
こうした背景を受け、経済産業省は2025年3月に「クレジットカード・セキュリティガイドライン」を公表し、ECサイトを運営するカード加盟店に対して、適切な不正ログイン対策の実施を求めている。
カード加盟店は「安全な購入体験」を守るため、会員登録時、会員ログイン時、属性情報変更時の各場面におけるセキュリティを備え、単なる対処ではなく予防の観点から不正対策を構築する必要がある。
ユーグレナ・オンラインショップでは従前より不正検知・認証システム「ASUKA」やEMV 3-Dセキュアを導入して対策を講じていた。
今回それに加えて、巧妙化する不正手口や、なりすましログインによる不正利用への対策など、さらなるセキュリティの強化を目指し、不正ログイン対策「ASUKA Account Protection」を導入した。
「ASUKA Account Protection」は、ユーザーの属性行動情報や端末・ブラウザ情報、ブラックデータベースなどをもとに、不正使用の兆候をリアルタイムで検知するセキュリティシステムだ。
今後、アクルはユーグレナ社と連携しながら、ユーグレナ・オンラインショップにおいての不正のリスク低減に貢献し、安心・安全なECサイトの実現を支援するそうだ。
不正対策ソリューションASUKAは、現在45,000サイトで稼働をしており、国内最大級の不正排除ネットワークを構築しています。 旅行、アパレル、物販、デジコンなど、幅広い業種の加盟店様にご利用を頂いています。 単純な不正に関する課題解決だけではなく、売上アップに向けてASUKAをご導入頂くケースも増えてきています。