新生「Vポイント」の1年半の成果は?決済の強みとスマホアプリ強化でサービス進化

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2025年9月24日8:30

三井住友カードと、CCCMKホールディングス(CCCMKHD)は、2025年9月19日、Vポイントのこれまでの歩みと今後のアップデートについてメディアラウンドテーブルを開催した。節約志向や「ポイ活」の定着を背景に、生活者の8割以上が“毎日ポイントサイトを利用”している今、Vポイントの刷新や今後のアップデート情報は、消費行動や金融サービスの潮流を読み解く上で重要なトピックとなっている。当日は、2024年4月22日に誕生した新生Vポイントのこれまでの歩みや、拡大するお得施策の現況、そして今後予定されているアップデート内容やお得なキャンペーンについて説明した。また、時短節約家の人気インフルエンサーくぅちゃんを招き、実践的なVポイントテクニックも紹介してもらった。

左からCCCMKホールディングス マーケティング部 部長 坂 浩明氏、時短節約家の人気インフルエンサーくぅちゃん、三井住友カーマーケティング本部 チーフプロダクトオーナー 松本浩和氏

決済で還元率大幅アップ
アプリでのキセカエや運用も実施

Vポイントは2024年4月に青と黄色のVポイントとしてスタートした。Tカード、Tポイントの使い勝手はそのままに、三井住友カードを使えばより貯まる、使えるポイントとなった。CCCMKホールディングスマーケティング部 部長 坂 浩明氏は「決済の強みが増えたのがVポイントのスタートです」と話す。

この1年半の間、VポイントやVポイントアプリを出して貯まる店舗も増えたという。また、三井住友カードでタッチ決済を行うと7%以上のポイントが貯まる特約店もセブンイレブン、ケンタッキー・フライド・チキン、吉野家など増えている。直近では、お得な特典に飲食店でのモバイルオーダーが加わった。加えて、Vふるさと納税、Vトリップといった通常のお店の買い物以外でもポイントが貯まるサイトが拡充している。坂氏は「お店以外の接点でもポイントを貯まる、使えるサービスも拡充しています」と成果を述べる。

ゲストで登壇したくぅちゃんは、セブン-イレブンやローソン、すかいらーく、ジョナサンなどで三井住友カードのスマホタッチ決済やVポイントを活用しているという。例えば、すかいらーくグループのポイントと、Vポイント、クレジットカード決済のポイントのトリプルポイントが貯まる。

スマホでタッチ決済でポイントを貯めるのがスマートになり、「財布が不要になってきています」とくぅちゃんは話す。ウェルシアのウェルシアデーではVポイントをWAONポイントに変えると1.5倍になるそうだ。モバイルオーダーでVポイントがお得に貯まるようになったのも嬉しいポイントだとした。Vランクは主婦は楽しみにポイントを貯められるという。

具体的に、Vポイントアプリでは、モバイルVカードで店頭提示してポイントを貯めることができる。アプリでは、お得なキャンペーンやクーポンを集約。2025年9月には吉野家の3倍クーポンが出ている。また、マイページから各種設定、ポイントの有効期限を確認可能だ。

アプリの「Vキセカエ」では、モバイルVカードを、好きなデザインに変更して楽しめる。券面は、キャラクター・アーティストなど 239券種のデザインから選べる。また、デザインは、1人何枚でも購入、いつでも変更可能だ。また、券面は、無料~165円(税込)だがVポイントで購入可能。アーティストや吉野家などのお店のデザインなど、バラエティに富んだ券面を用意しているそうだ。

Vポイントを使った投資体験サービス 「Vポイント運用」では、Vポイントで投資の「疑似体験」ができる。SMBCグループの金融サービスで貯まったポイントも使用できる。24時間365日、運用ポイントの追加・引き出し申込が可能だ。

「Vランク」をリニューアル
スマホのタッチ決済が7~20%還元

2025年9月にサービスをリニューアルした「Vランク」は、Vポイント提携先でのモバイルVカードご利用状況によりランクが上がり、特典が得られる。Vランクはアプリでランクを確認できる。月間のモバイルVカード提示とポイント獲得回数、獲得ポイント総数 でランクが決まり、毎月変わるランクに応じた特典を手にできる。月替わりの限定ミッションも登場しており、ボーナスミッションをクリアするとランク特典とは別のさまざまな特典を手にできる。

Vポイントアプリの活用術については、三井住友カード マーケティング本部 チーフプロダクトオーナー 松本浩和氏が紹介した。

Vポイントアプリは、スマホのタッチ決済で7~20%還元される。例えば、対象のコンビニ飲食店でのスマホのタッチ決済が7~20%還元となる。昨年10月からは、セブンーイレブンアプリをダウンロードして 追加設定を行うと最大10~20%還元となる。

加えて、9月16日から、対象の飲食店でモバイルオーダーの利用で最大20%還元を開始した。スターバックスコーヒージャパンとは、スターバックスでモバイルオーダーすると最大20%還元(Apple Pay限定)となる。

昨年12月にVクーポン、Vミッションを開始。Vクーポンはクーポンを獲得してクレジットカード決済するとお得にポイントが貯まるサービスで、現在400ショップを追加した。また、アンケートデータを活用し、会員の購買行動を分析するとことで、利用者に合った店舗を紹介している。Vミッションはポイントを獲得するミッションサービスとなり、特定の店舗で複数回利用するとプラスでVポイントが手にできる。毎月3~5のポイントを選択しているそうだ。

非日常サービス強化、PayPay連携も準備
VポイントPayアプリの還元率改定

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