2025年9月25日12:47
デジタルガレージは、同社が2023年より提供しているアプリ外課金プラットフォーム「アプリペイ」のグローバルサービスを開始すると発表した。
同サービスは、デジタルガレージが、世界各国で、ゲーム・アプリ事業者に代わり法的な販売主体を担うMerchant of Record(MoR)機能を提供するもの。各国・地域での販売に係る法令対応、決済代行、税務申告、返金管理といった複雑で多岐に渡る業務をワンストップで提供し、グローバルなアプリ外課金決済を実現するという。
国内のゲーム・アプリ事業者は、デジタルガレージとの国内取引により、海外決済事業者との契約手続きや外国為替オペレーションなどの負担が軽減できる。また、MoR機能に加え、多言語・多文化に対応したサイト構築やユーザーサポート、マーケティング・データ分析などのサービスを日本語で利用でき、開発や運営などのコア業務に専念することが可能だという。
「アプリペイ」は、国内ですでに40以上のゲームタイトルに導入され、決済チャンネルの多様化・収益の最適化につなげている。今後は、大手ゲーム会社2社への導入を契機に同サービスの展開を拡大し、日本国内に加え、グローバルでの収益拡大への貢献を目指す。また、同様に海外のゲーム・アプリ事業者にMoR機能を提供することで、日本でのアプリ外課金決済の取り扱いも拡大するそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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