2025年10月2日8:02
不動産情報サービスのアットホームは、賃貸居住用物件の初期費用や家賃の支払いをクレジットカードで決済できる「クレジットカード決済サービス」に、新たにスマートフォン決済(PayPay、d払い)を追加するとともに、決済URLをSMSで送信できる新機能を導入した。
近年、キャッシュレス決済はクレジットカードだけでなく、スマートフォン決済をはじめとする多様な手段が急速に普及している。特に、PayPay、d払いは10代から30代の若い世代の利用者割合が比較的高い傾向にある。GMOペイメントゲートウェイが2024年に行った調査※では、よく利用する決済手段として挙げられた複数のスマートフォン決済において、10代から30代の利用者が約半数の結果が示された。中でも、PayPayを選んだ回答者の内訳では、10代から30代が合わせて61.4%、d払いを選んだ回答者の内訳でも49.4%をこの世代が占めている。
こうした流れを受け、アットホームは「クレジットカード決済サービス」の決済手段に、新たにPayPay、d払いを追加した。さらに、決済URLをSMSで送信できる機能を加えることで、不動産会社は入居者のメールアドレスを把握していない場合でも、携帯電話番号を通じて決済案内を送ることが可能になった。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト