2025年10月7日7:33
丸井グループは、2025年10月15日から、日本に住む外国人向けの総合生活支援サービスを提供するグローバルトラストネットワークス(GTN)との協業により新たに「GTNエポスゴールドカード」を発行すると発表した。
「GTNエポスゴールドカード」は、外国人専用クレジットカード「GTNエポスカード」利用者に対して、インビテーション方式で提供されるカードだ。年会費は永年無料で、ショッピング限度額の拡大、年間利用額に応じたボーナスポイントの付与、ポイントの有効期限の無期限化など、多くの特典を設け、在留外国人の生活基盤をより広くサポートすることを目指す。
丸井グループとGTNは、外国人が日本で金融サービスを利用する際に直面する、「審査に通りにくい」「手続きがわかりづらい」「初めから外国人は対象外」などの課題を解決し、日本での生活をより快適にするための一助となることを目指し、2017年10月に日本初の外国人専用クレジットカード「GTNエポスカード」を発行した。現在では累計2万人以上が利用している。
近年、日本に在留する外国人の数は増加傾向にあり、2024年には約377万人、2030年には440万人に達する見通しだ。このような状況を踏まえ、より多くの外国人の金融サービスニーズに応えるべく、丸井グループの「信用の共創」に基づく与信哲学を基盤とした与信ノウハウを活用し、「GTNエポスゴールドカード」の発行が実現したそうだ。
丸井グループでは、 2025年5月に公表したインパクト目標においては、重点項目の1つとして、2031年に若者・外国人等の金融サービス利用者数1,000万人を目指している。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト