2025年10月17日8:00
PayPayカードは、一般カードの「PayPayカード」(年会費永年無料)と「PayPayカード ゴールド」(年会費税込1万1,000円)を発行している。「圧倒的No.1のサービスをすべてのお客さまに!」というビジョンを掲げ、キャッシュレス決済サービス「PayPay」と連携することで、発行枚数や取扱高を伸ばしてきた。PayPay加盟店でPayPayカードを利用したキャッシュレス決済が可能な「PayPayクレジット」に加え、7,000万人の会員基盤を有するPayPay、グループのソフトバンク、LINEヤフー、と連携した取り組みも強化している。
有効カード発行枚数は約1,500万枚突破
リボ残高も4000億超に
PayPayカードは年会費永年無料で、国際ブランドはVisa、Mastercard、JCBから選択できる。また、ゴールドは年会費1万1,000円となり、基本付与率最大1.5%のポイントが貯まる。PayPayカードの有効カード発行枚数は約1,500万枚で、リボの残高も4,000億を超えた。
7,000万人が利用し、連結決済取扱高が15.4兆円あるキャッシュレス決済サービス「PayPay」と連携した取り組みによりPayPayカードの取扱高も伸びており、収益基盤も強化されている。PayPay加盟店で後払いが可能な「PayPayクレジット」は1,000万人の利用者を突破。PayPayカード マーケティング本部 ユーザーエンゲージメント部 部長 佐々木仁氏は「PayPayクレジットはPayPayと同じ体験で決済できるのが特徴であり、同じポイントも貯まります」と説明する。
PayPay連携で若年層の会員も増加
2枚目のPayPayカード利用も好調
PayPayとの連携により若年層の会員も増えている。高校生などのPayPayの利用者は伸びており、18歳以上になり、クレジットカードを保有できる年代になった際に最初に持ちたいカードというアンケート結果もある。佐々木氏は「若年層への認知、支持に加えて、PayPayカードには安心・安全な機能が備わっています」と強調した。
「Yahoo!JAPAN」やソフトバンクなどの利用でポイントがお得になるメリットはあるが、「ポイントによる戦いで勝負するつもりはなく、カードをお使いいただければすぐに通知が届き、安心・安全なメリットもお客様にお伝えすることで、さらに支持を広げていきたいですね」と佐々木氏は話す。
PayPayカードマーケター 岡野百合子氏も「お小遣い機能、学園祭での利用促進など、若いうちからPayPayと接点を持たれる方も多く、親とのコミュニケーションを図ることで、PayPayクレジットの登録を伸ばしていきたいです」と意気込みを見せる。
また、「PayPayスクラッチくじ」と「PayPayステップ」による利用促進にも力を入れており、ヘビーユーザーの育成につながっているそうだ。
会員は2枚目のPayPayカードに申しこむことも可能だが、「利用者数は着実に伸びており、3月からデザインも増えています。生活費の使い分けができるのは便利なので、評価されています」と岡野氏は成果を述べる。
PayPayクレジットの利用状況は?
将来的に圧倒的№1のカード会社に
利用については、PayPay加盟店に加え、ドン・キホーテ、イオンなど、PayPayが利用できない店舗でのPayPayカードの利用が目立つ。また、非接触モバイル決済の「Apple Pay」や「Google Pay」での利用も伸びている。国際ブランドが推進するタッチ決済も決済端末の普及に伴い、トランザクションが増えてきた。ネットショッピングや公共料金での利用増に伴い、メインカード化が促進されており、幅広い加盟店での利用によって決済の利用単価も高まった。
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