2011年8月9日9:00
米国でプリペイドカード会社としてはじめて市場公開したグリーンドットが好調だ。
第2四半期にチャージされた額は36億ドルで、前年同期比53%増。90日以内にショッピングやATM利用、あるいはチャージした稼動カード数は6月末時点で410万枚になった。
これは第1四半期より20万人減だが、第1四半期は税金還付というイベントがあるからだ。
新規カード獲得数は182万枚で、前年同期比23%UPとなっている。
これらの要因で経常利益は前年より27%増えて1.15億ドルになった。ただし、純利益は3.5%ダウンして1,250万ドルだった。
米国ではデビットカードの手数料を引下げられるが、プリペイドカードは対象外である。米国ではますますプリペイドカードが伸びるだろう。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。