2011年8月9日8:47
NTTレゾナントが運営するインターネットアンケートサービス「gooリサーチ」は、消費者モニターの男性30~40代を対象に「電子マネーに関する調査」を実施し、2011年8月8日にその結果を発表した。7月26日から7月28日まで、「gooリサーチ」上のインターネット・アンケート画面での調査を実施し、有効回答者数は1,006人となっている。
その結果、クレジットカードを利用した買い物の際、今後ポイントを貯めていきたい意向は約8割で、同傾向は男性30代が男性40代に比べやや高くなった。
また、電子マネーの良い点として「小銭を扱うわずらわしさがない、お釣りをまちがえる心配がない」(63%)、「支払いにかかる時間が短くてスピーディー、簡単・楽」(54%)、「ポイントが貯まる」(48%)が約半数以上で挙がった。その他、「おサイフケータイで支払える」(40%)、「普段利用するお店で気軽に買い物ができる」(33%)、「現金を身につけなくて安心、使い方を工夫すればお金を管理できる」(29%)が続く結果となった。
クレジットカード利用者のうち、現在の買い物の際の決済手段として電子マネーを利用しているのは「プリペイド(前払い)方式」で約60%、「ポストペイ(後払い)方式」で約15%となった。一方、今後2つの電子マネー方式についてどちらを利用したいか質問したところ、「プリペイド方式」45%、「どちらともいえない」28%、「ポストペイ方式」27%となり、現在の利用状況と比べ、ポストペイ方式への関心の高さもうかがえる結果となった。
今後のポストペイ方式利用意向者にとって、同方式のメリットは「事前のチャージが不要」(77%)、「クレジットカードやマイルの特典をうけることができる」(56%)、「後払い式は毎月の合計額で掲載し、1回の支払い額の端数がポイントとして無駄にならない」(55%)、「電子マネー利用後は銀行口座からひきおとしになる(チャージを気にせず、クレジットカード利用者は使いやすい)」(53%)が上位の回答となっている。
また、同方式のサービス事業者を選定する際の重視点は、「利用できる場所(お店)が多い」が約7割を占め、「手軽に利用でき使い勝手がよい」(34%)、「おサイフケータイで支払える」(27%)、「ショッピングサイトでも利用できる」(25%)が続いた。