2025年12月21日14:10
琉球銀行は、グッドフェローズと観光施設におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に関するパートナー契約を締結した。

琉球銀行は、中期経営計画「Empower 2025」において、DXを地域課題解決の手段として位置づけ、2025年4月よりDX診断サービスを展開している。同サービスでは、県内企業の人手不足や生産性向上といった課題に対し、経営者との対話を通じてニーズ喚起、情報提供、解決策を提案、DXへの第一歩を後押ししているという。
一方、グッドフェローズは、全国400以上の施設に来園客や売上などを管理するPOSシステム導入の実績を有し、観光施設等における人材不足という深刻な課題に対し、効率化や業務自動化を通じた具体的な解決策を提供できる強みがあるとした。
今回のパートナー契約により、両社の知見とサービスを組み合わせることで、沖縄県内の観光施設が抱える人手不足や業務効率化の課題を包括的に解消し、DX推進を加速させることが可能となるそうだ。
琉球銀行は、DXを通じて観光産業の人手不足や業務効率化など地域課題の解決を推進し、沖縄の観光DXを加速させていきたいとした。地域企業との連携を深め、持続可能な成長モデルを創出することで、地域経済の活性化に貢献していきたいとしている。
今回の取り組みでは、琉球銀行が提供するキャッシュレス決済端末「VEGA3000」と、グッドフェローズが提供する観光施設向けチケットPOS・営業支援システム「券作くん」との連携を2025年12月から開始する。
同連携により、沖縄県の観光施設におけるチケット販売・入退場業務をスマート化し、インバウンド需要が高い台湾観光客をはじめ、国内外の来場者にストレスのない入場体験を提供するそうだ。2026年2月には首里城公園への導入、運用開始を予定している。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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