新しいECや決済の技術・サービスを調査・研究しイノベーション創出を図る(GMO-PG)

2011年8月23日8:00

新しいECや決済の技術・サービスを調査・研究し、イノベーション創出を図る
リーバイス運営のオンラインストア「LEVI’S E-SHOP」でパイロットサービスがスタート

GMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)は、ECサイトや決済の技術・サービスを調査・研究し、新たな仕組みやイノベーションを起こす製品・サービスを創出するプロジェクト「GMO-PGペイメントラボ」を立ち上げ、新サービスの開発に着手した。インターネット決済代行事業者として年々売上の拡大を続ける同社では、今回のラボの開設により、数年後に他社と差別化できるサービスを構築する考えだ。

必要な決済手段はほぼカバーした

次のステップはEC事業者の売上向上に貢献するイノベーションの創出

GMOペイメントゲートウェイは、3万以上の加盟店を抱える国内屈指のインターネット決済代行事業者である。同社が2008年から提供するSaaS型の「PGマルチペイメントサービス」では、クレジットカード以外にも電子マネー、コンビニ決済、Pay-easy、PayPalなどの決済手段を随時追加しており、インターネット決済にかかわるほとんどの支払い手段をカバーしている。しかし、競合となる決済代行事業者も同様に決済ラインアップを拡充しており、昨今では加盟店に提案する際の差別化が難しい状況になっている。

GMOペイメントゲートウェイ 経営企画室 主任 志水信也氏

野村総合研究所の調査によると、国内のインターネット決済市場は2010年で8兆円規模となっており、2012年には12兆円まで拡大するとされている。同社では、EC決済市場の成長をさらに高め、他社との差別化を図ることができるサービスを開発するため、半年前から準備を開始し、8月1日に「GMO-PGペイメントラボ」を立ち上げた。

「AndroidやiPhoneといったスマートフォンの登場やフラッシュマーケティング、電子書籍といったサービスの普及により、ECおよびインターネット決済市場も大きく変わろうとしています。GMO-PGペイメントラボでは、インターネット決済に関連する新しいサービスを調査・研究、開発し、PGマルチペイメントサービスの新たなラインアップに組み込むのが狙いです」(GMOペイメントゲートウェイ 経営企画室 主任 志水信也氏)

GMO-PGペイメントラボの目的は、EC事業者の売上向上に貢献するこれまでにない新たな仕組みを作るとともに、EC化率向上に繋がるイノベーションを起こす製品・サービスを創出することである。リリースの段階での調査・研究、開発テーマは、2~3年後に実ビジネスとして形になる可能性の高い「ウォレット型決済」「ポイント」「スマートフォン」「Facebook」「位置情報サービス」「NFC」となっているが、「それ以外のテーマについても積極的に取り入れていく方針です」と志水氏は説明する。

Yahoo!ポイントとGMOとくとくポイントが

商品購入時に同時に使用できるシステムを検証

まずは、複数のウォレット型決済やポイントサービスを連携させて一括処理する決済サービスを研究・開発することとなり、ヤフーの「Yahoo!ウォレット」と「Yahoo!ポイント」、GMOメディアホールディングスの「GMOとくとくポイント」が、商品購入時に同時に使用できるシステムを検証することとなった。システムについては、イノベーションパートナーの一社であるダイアモンドヘッドと共同で開発した。

リーバイスが運営するオンラインストア「LEVI’S E-SHOP」

「市場調査で約5割の方が商品購入の際にポイントが付与されることを参考にすると回答しているように、ポイントサービスの導入は、利用者が加盟店を選ぶ際の1つのポイントとなっています。通常、EC加盟店は各社が提供するポイントを実装する場合、それぞれの仕様に合わせてシステムの作り込みを行う必要がありましたが、われわれが統一APIを提供することで、さまざまなポイントを一括処理することが可能になります」(志水氏)

同サービスを導入するEC加盟店は、Yahoo! JAPAN IDユーザー(会員数2,572万ID)とGMOとくとくポイントユーザー(会員数70万ID)に対して、決済以外の付加価値を提供することができるようになる。また、複数のウォレットやポイントを1つの仕様で連動して処理が可能で、加盟店は管理画面で一括して閲覧が行うことができる。

まずは8月8日から、リーバイスが運営するオンラインストア「LEVI’S E-SHOP」においてYahoo!ウォレット決済を開始。秋にはYahoo!ポイントとGMOとくとくポイントにも対応する予定だ。

現状、ポイント処理の仕組みはPGマルチペイメントサービスとは別の仕組みで運用しているが、「今回の成果を元に実装を検討し、新たなサービスとして提供していきたい」と志水氏は期待を込める。

今後も新サービスを積極的に研究

2~3年後にサービスとして提供へ

同社ではダイアモンドヘッド以外にもイノベーションパートナーを募集しており、8月1日のリリース後は問い合わせも増えているそうだ。

「例えば、ECサイトでの商品の購入時に行うカード決済の流れもほぼ固まっていると思いますが、そこに新たな視点を加えることで、コンバージョンを高め、加盟店の売上に貢献できる仕組みなども開発できればと考えています。また、NFCなどの仕組みを利用してオンラインとリアルを融合する仕組みなども検証していきたいです」(志水氏)

今回のラボに関しては、具体的な売上目標などは設けていないが、「2~3年後にサービスとして形にしていきたい」と志水氏は自信を見せている。

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