2011年8月31日9:00
ギネスビールといえば、黒ビールの代表格。アイルランドの首都ダブリンが発祥の地である。アイルランドのPUBで飲まれている酒の8割はビールだという。
そのアイルランドでキャッシュレス化の状況が発表された。調査を実施したのはIrish Payment Services Organization(IPSO)。
2010年の非現金決済取扱高は36%だった。カード取扱高は228億ユーロ。この年はじめてATM引出額223億ユーロをショッピンツ取扱高が上回った。
アイルランドでは現金からデビットカードへの意向が進んでいるようだ。
新規デビットカード発行枚数は33万枚。総計は340万枚だ。デビットカード利用は継続して増えつづけている。
アイルランドの消費者は他の欧州にくらべてATM利用が多い。1年間にATMで現金を引出す回数は平均40回、5,000ユーロとなっている。
アイルランドの非現金化率は、他の欧州諸国にくらべてまだ低い。キャッシュレス化の推進をIPSOは推進する方針だ。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。