2026年6月10日17:18
デジタルガレージ(DG)は、りそなホールディングス(りそなHD)との共同運営による医療業界向けオンライン決済サービス「CurePort」(読み:キュアポート)において、日本医師会ORCA管理機構株式会社が提供する日医標準レセプトソフト「WebORCAクラウド版」との連携をさらに強化し、新たに「領収書・明細書データ還元機能」を追加したと発表した。

CurePortでは、既存連携先での機能強化と並行し、今後の技術連携の拡大を通じて接続可能な電子カルテ・レセコンの拡充を図る。これにより、保険診療における患者自己負担約4.7兆円はもとより、拡大を続ける自費診療をも含めた「医療決済市場全体」のプラットフォームとなるべく、今年度内に対象の接続範囲を約9万件へと拡大することを目指す。
医療機関において診療費の支払い手段のキャッシュレス化やDXが求められる中、患者にとっても、診療後の待ち時間短縮や、確定申告(医療費控除)に向けた領収書の管理・確認負担の軽減といったニーズが高まっている。
これまで「CurePort」は、診療当日の受付から会計までオンラインで管理可能なプラットフォームを提供し、患者の診療後すぐの帰宅を実現していた。
今回、医療現場で広く利用されている「WebORCAクラウド版」との連携を強化することで、オンライン決済の利便性に加え、患者が診療内容や費用の内訳をアプリ上でいつでも手軽に確認・管理できる環境の整備を目指し、同機能の開発に至った。
同機能は、「WebORCAクラウド版」を利用する医療機関において「CurePort」を利用して決済を行った患者に対し、領収書および診療明細書の電子データを「CurePort」専用アプリ上で直接還元・閲覧可能にするもの。
患者がアプリ上で診療内容や費用の内訳を自身で確認できるようになることで、受付窓口での問い合わせ対応の軽減や、よりスムーズな受診体験の提供につながる。さらに、デジタルを活用した先進的な医療体験の提供により、患者満足度の向上にもつながるそうだ。
決済完了後、アプリ上で領収書や診療明細書の内容を確認・参照できる。これにより、過去の診療履歴や支払内訳をすぐに振り返ることができ、確定申告等の際の内訳確認や記録整理の補助としても活用できる。
「CurePort」の導入により、これまで平均20分かかっていた患者様の会計待ち時間が「0分」に短縮される。また、事務スタッフの会計対応時間も1人あたり5分から「0分」へと大幅に削減され、医療機関の業務効率化につながるそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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