2011年9月16日10:07
社団法人コンピュータエンターテインメント協会の主催、日経BPが共催する世界最大級の家庭用ゲームの見本市「東京ゲームショウ2011」が9月15日から幕張メッセで開催されている。9月15日、16日はゲーム業界関係者と報道関係者のためのビジネスデイ、17日、18日は一般公開となっている。
今年は、スマートフォンなどを利用してSNSサイトなどを通じてプレイする「ソーシャルゲーム」などが注目を集めているが、決済関連企業としてはギフト・プリペイドカード流通事業者のインコム・ジャパンが出展した。
これまで、日本のオンラインゲームのプリペイド決済は、WebMoneyやBitCashなどのPIN販売が主流だったが、コンビニエンスストアや家電販売店などの流通加盟店の店頭にさまざまなブランドのプリペイド・ギフトカードを陳列して販売するオンラインゲーム事業者が増えている。
インコムのブースでは、アップルの「iTunesCard」や任天堂の「ニンテンドーポイントプリペイドカード」、ソニー・コンピュータエンターテインメントの「プレイステーション ネットワーク カード」などのカードをズラリと展示。オンラインゲーム事業者に対して、ブランドの訴求手段、新規ユーザーの獲得、広告宣伝などに有効であることをPRした。
すでに同社の技術は、大手スーパーやコンビニエンスストア、家電量販店、ディスカウントストアなどで採用されているが、年末には複数の企業でもギフト・プリペイドカードの陳列販売がスタートするという。
VASCOは、ワンタイムパスワード製品「DIGIPASS」を展示した。同社の製品群は、ソフトウェア、ハードウェア、カードリーダなどがあり、オンラインゲーム事業者のスクウェア・エニックスでハードウェアトークンが採用されているという。
※iPhone、iPad、iTunesは、米国および他国のApple Inc.の登録商標です。