2011年9月25日9:00
という興味深い予測をしたのは、コンサルティング会社のCapgemini。調査レポート「The World Payment Report 2011」で予測した。
モバイル決済がすべてのカードトランザクションに占める割合は年々増加し、2013年までに15%になる。もし現在と同じ成長率がつづけば、10年以内にモバイル決済がカードを超えると予測している。
そうなれば、カード会社はリアルのカードを発行する費用を軽減でき、収益性はアップする。アプリケーションを常にバージョンアップできるので付加価値がつけやすい。
利用者は何枚もカードをサイフに入れる必要がない。いろいろなカードを1台の携帯電話に格納でき、もち歩きが便利になる。
NFC非接触決済なので、磁気カードやICカードにくらべ、スピーディに決済できる。モバイル決済は確実にいまのカード決済スタイルを変えることだろう。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。