2011年10月13日9:00
社会貢献の一環として、スターバックスコーヒーは、米国地域のスモールビジネスを育成するため、一肌脱ぐことになった。
地域ビジネス、デベロッパー、ノンプロフィット、マイクロエンタブライズの発展と雇用促進を支援するスモールビジネスローンをスタートする。
スターバックスにローンのノウハウがあるわけではない。そこで、Opportunity Finance Networkが運営管理するUSA基金へ、500万ドルを拠出することになった。
そればかりではない。顧客にも参加してもらう。
スタバ顧客がこの基金に最低5ドルを寄付すれば、地域振興を支援する証として、赤、白、青のリストバンドをもらうことができる。
5ドルの寄付は、地域振興支援のファイナンスで35ドル分の役割をするという。効果は高い。
景気低迷であえぐ地域経済の復興を支援するスターバックス。企業と顧客が一体になって支援する姿勢は立派だ。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。