2011年10月26日9:00
チェイスのアクワイアリング部門であるチェイスペイメンテックが絶好調だ。2011年代3四半期の加盟店プロセッシング取扱高が前年同期比18%も伸びて1,381億ドル(約11兆円)になった。
トランザクション件数も前年同期比17%アップし61億件。クレジットカードのほか、デビットカード、プリペイドカードの普及。そしてオンライン取引が伸びているからだ。多様な決済手段に対応しているのが、チェイスペイメンテックの強みになっている。
いっぽう、チェイス本体のカードサービス(クレジットカード発行業務)の取扱高は前年同期比10%の伸びて、848億ドルになった。これは不良債権を多く抱えるワシントンミューチャルのポートフォリオを除いた数字。
チェイス本体の第3四半期利益は前年同期の9.26億ドルからやや減って8.49億ドルだった。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。