2011年12月1日9:00
米国でプリペイドカードが急成長しているが、その利用者はほとんどが銀行口座やクレジットカードをもてない人だといわれてきた。本当にそうなのだろうか。
Aite Groupが米消費者500人を対象に実施した調査によると、そうとはいいきれないようだ。
プリペイドカード利用者の多くは年収45,000ドル(約400万円)以上で、大卒だった。もちろん銀行口座を保有し、クレジットカードももっていることがわかった。
主な利用目的は小売店での購入。少数派だが公共料金の支払いに使っている人もいた。
カードを単一目的に利用しているか、複数の目的に利用しているか、によってプロファイルが変わることもわかった。
単一目的利用者はインセンティブに敏感。複数目的利用者はプリペイドカード優良顧客に育成できるという。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。