2012年4月3日9:00
デジタル化の影響によって、映像メディアの購入チャネルが変わってきた。オフラインからオンラインに移行しているのだ。
いままで映画を見るといえば、DVDやブルーレイディスクを購入したり、レンタルしたりしていた。
米国でのオフライン売上げは2011年、26億ドル。いっぽう、オンラインの取扱高は14億ドルだった。オフラインはオンラインの2倍弱だ。
それが、2012年には逆転する、と調査会社のIHS iSuppliが予測した。オンラインは34億ドル、オフラインは24億ドルになるという。
2007年から2011年にかけて、ホームエンタテインメント市場は年率40%の成長率で伸びている。にもかかわらず、フィジカルな映像メディアでの販売は減少しているのだ。
音楽がCDからデジタルメディアでの販売になったように、映画も同様の運命をたどっている。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。