2012年6月15日9:00
米銀のプリペイドカードに対する関心が一気に高まっている。デビットカードの手数料規制で、手数料が取れるプリペイドカードへとシフトするところが増えている。
U.S. Bankしかり、JPモルガンチェイスしかり。そして今度はBB&Tがプリペイドカードを発行することになった。
ターゲットはティーンズとその親である。口座名称はリープ(Leap:跳躍)だ。BB&Tは若年層の取込みツールとしてプリペイドカードをスタートさせた。
プリペイドカードを通じて親が子供に金銭教育できるようにする。子供は金銭的な責任について学ぶ。
親の銀行口座から子供のプリペイド口座へ簡単に小遣いをチャージできるほか、残高やカード利用をモニタリングできる。
月間3ドルの維持手数料がかかるが、カード利用やBB&TのATM利用料は無料だ。
銀行はプリペイドで、若年層の獲得や自行口座の活性化をはかることができるようになった。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。