2012年6月21日15:55
ジェイティーシー(JTC)は、別府本店・東京店・福岡店・対馬店・北海道店・大阪店・名古屋店の全国7店舗の免税店において、中国人向け決済サービス「銀聯(ぎんれん)」に対応したモバイル端末を導入し、2012年6月22日にサービスを開始すると発表した。日本ポステックおよび三井住友カードと協力して導入を行った。
JTCは、多くの外国人観光客を対象に家電・化粧品・民芸品を中心とした免税品を販売している。また、近年の中国人観光客の増加、中国人の購買力の向上に伴い2008年に銀聯決済に対応し、中国人観光客の利便性向上に努めている。
今回、店舗内端末に加えてモバイル端末でも銀聯決済に対応することで、訪日客からニーズが高い宿泊ホテル等での免税品の外販が可能になるため、より多くの中国人観光客の取り込みと、銀聯の利用増加が見込めると期待している。
なお、このたび導入するモバイル端末は日本ポステックが開発した端末となり、三井住友カードが加盟店開拓を行った。