2012年7月10日20:14
ニュー長崎ビルディングは、三井住友カードと協力し、「ホテルニュー長崎」内のフロントや売店、レストランにて、中国人向け決済サービス「銀聯」、ポストペイ型電子マネー「iD」、プリペイド型電子マネー「WAON」、「楽天Edy」の取り扱いを2012年7月11日に開始すると発表した。
「ホテルニュー長崎」は、JR長崎駅に隣接したシティホテルである。1988年3月に創業し、長崎において格調の高いホテルとして知られているという。
長崎県は、中国と近接していることやアジアからの観光客の誘致に力を入れているため、近年、訪日中国人客が増加傾向にある。特に一時中断していた長崎~上海間のクルーズ船の航行が2012年3月に再開し、廉価な運賃での訪日が可能となることから、今後、中間層も含めた幅広い層の中国人訪日客が見込まれている。こうした中で、訪日中国人客の利便性向上を図るため、銀聯決済の取り扱いを開始するという。
また、震災発生以降、旅先の西日本シフトの動きにより、長崎には近畿地区や関東地区など国内からの宿泊客も増加しており、iD、WAON、楽天Edyも合わせて取り扱いを開始し、幅広い決済ニーズに対応する。
なお、WAONについては、利用に応じてホテル内各店舗先着20人にノベルティをプレゼントするキャンペーンも実施するという。