2012年5月16日16:00
福岡市内で賃貸仲介「スマイルプラザ唐人店」など12店舗を展開する三好不動産は、三井住友カードと提携し、「スマイルプラザ」各店にて、2012年5月以降の賃貸契約時に発生する初期費用の支払いを、中国人向け決済サービス「銀聯」で決済できるサービスを開始する。初期費用を銀聯カードで支払えるサービスは、九州地区では初になると三井住友カードでは発表している。
三好不動産では、拡大する中国マーケットへの対応として、かねてから一部のスマイルプラザ店舗にて中国人スタッフを雇用し、中国人留学生を中心に住宅斡旋業務に力を入れてきた。また2011年6月には上海事務所を開設。今回、中国人の利用者へのさらなるサービス向上を図るべく、三井住友カードと提携し、初期費用の支払いにおいて新たに銀聯カードでの決済の取り扱いを開始した。これにより入居希望者は、従来の銀行振込みや海外送金による手続き負担を軽減できるほか、現金持参による紛失・盗難リスクも回避できるという。
三好不動産では、決済手段の多様化による賃貸物件の入居率向上を図るだけでなく、入金管理業務の一部を三井住友カードに委ねることで事務の効率化も実現できるとしている。
