2012年6月26日18:23
日本カードビジネス研究会(NCB)は、2012年6月26日、東京都千代田区麹町のホテルルポール麹町で「6月度NCB公開セミナー」を開催した。今回は、カルチュア・コンビニエンス・クラブ Tポイント&アライアンスカンパニー アライアンスコンサルティング本部 ファイナンス・アライアンスユニット 古澤 裕氏が「共通ポイントインフラを活用した新たなフィナンシャルビジネスモデル」と題し、講演した。
カルチュア・コンビニエンス・クラブでは、国内最大級の共通ポイントサービス「Tポイント」を運営している。Tポイントアライアンス企業は、2012年4月末現在、87社4万6,248社に拡大。また、会員数も4,000万人を突破した。古澤氏はまず、同社のTSUTAYA事業を紹介。続いて、TポイントのビジネスモデルやT会員数の推移などについて説明した。
同社では、ファイナンシャルビジネスにおいてもアプラスと提携した「Tポイント付きアプラス(ショッピング)クレジット」、スルガ銀行の「Tポイント付きリザーブドプランカード」、アクセスプリペイドジャパンの「キャッシュパスポート」でTポイントが貯まるサービスを展開している。古澤氏は、同事業の成果を説明するとともに、新たに注力するレコメンド事業の展開についても解説した。
日本カードビジネス研究会では「定例」「公開」セミナーを定期的に開催している。今後のセミナーの予定は同研究会のWebページに掲載されている(http://www.ncbi.jp/ncbhp/)。