2012年7月18日12:31
エスキュービズムとフライトシステムコンサルティング(フライト)は、iPadを活用したモバイルPOS決済システムで協業し、2012年8月1日から、発売を開始すると発表した。両社は今後、同事業について共同で展開を行う。
エスキュービズムでは、スマートタブレットを活用したPOSシステム「EC-Orange POS」を提供している。EC-Orange POSはレジ機能、売上管理、商品・在庫管理、顧客管理といったPOSシステムの機能をタブレットで実現した小売業サービス業向けソリューションである。店舗の従業員は、接客しながらその場で在庫確認やレジ精算が可能であり、従来のPOSシステムに無かった導入の柔軟性、イベント会場や訪問販売でも容易に販売業務を行えるロケーションメリットなどが好評を得ているそうだ。
一方、フライトでは、2010年9月より国内初のiPhoneやiPadをクレジットカード決済端末にするソリューション「ペイメント・マイスター」を販売している。クレジットカードに加え中国銀聯カード決済にも対応し、代金回収が必要なあらゆる決済シーンのニーズに対応している。
今回、エスキュービズムのEC-Orange POSとフライトのペイメント・マイスターが連携したことにより、iPadを使って接客しその場で精算し、EC-Orange POSで集計した金額を自動でペイメント・マイスターへ金額連携を行い、顧客の面前でクレジットカード決済までが完了するという、精算から決済まで一貫したオペレーションが実現可能となった。
今後エスキュービズムとフライトでは、iPadを活用したモバイルPOS決済システムをすでにiPadを導入している加盟店ならびに法人向けに広く販売する方針だ。