2013年10月31日11:27
日本ヒューレット・パッカード(日本HP)、エスキュービズム、フライトシステムコンサルティング(フライト)は、法人向けWindows 8タブレット「HP ElitePad 900」を活用したモバイルクレジット決済ソリューションを共同で構築し、今年中のサービス開始を予定していると発表した。
同システムは、エスキュービズムが開発する売上管理、商品・多店舗在庫管理や顧客管理といったタブレット向けPOSシステム「EC-Orange POS(ECオレンジポス)」と、フライトが開発するクレジット決済ソリューション「ペイメント・マイスター」を日本HPの「HP ElitePad 900」と装着型の「HP ElitePad 900リテールジャケット」に連携したものとなる。これにより、接客から精算、クレジットカード決済までの一貫したモバイル決済がリテールジャケットと一体化した「HP ElitePad 900」だけで可能になり、店頭だけでなく外出先やイベント会場など場所を問わずシームレスな支払いが行える。また、Windows 8を搭載した「HP ElitePad 900」を活用することで、Windows上で構築している既存の基幹システムやアプリケーションとの連携もスムーズに行えるため、導入コストを抑え業務の効率化を図れるそうだ。
なお、決済センターは、三菱UFJニコスへの接続を予定しており、日本クレジットカード協会の「スマートフォン決済の安全基準に関する基本的な考え方」に準拠したセキュリティ環境を確保し、インターネット経由でクレジットカードの高速処理を実現するという。