2012年7月23日9:00
豪州のウェストパックはスマートフォンやタブレットの活用に積極的だ。スマートフォンでは車のガソリンタンクに似せて、預金残高を一目でわかるようにキャッシュタンクというアイコンを作成した。
従来の堅い銀行にはない、新しいアイデアで顧客をひきつけているウェストパックが、今度はiPadでユニークなバンキングサービスをはじめた。
小切手口座からクレジットカードへ支払う場合、小切手口座のアイコンをクレジットカードのアイコンにドラッグし、支払金額を入力する。
口座間の振替ではなく、送金や支払いは、スクリーンの右端斜線部分に口座アイコンをドラッグ。いままで送金したり、支払った先のリストがポップアップするので、その中から選ぶ。
パソコンではできなかった処理が、iPadのタッチ操作で簡単にできるようになった。ウェストパックは直感的な動作をバンキングサービスに導入し、いままでにない顧客体験価値を提供している。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。