2012年8月3日12:23
百貨店チェーンのJCペニーは、旧来のレジシステムをモバイル機器によるチェックアウトシステムに置換えると発表した。
期限は2013年末。あと1年強ですべてのレジを置換える予定だ。目的は顧客サービスの向上。今秋には非接触タグを100%商品につけるようにする。
来年の2月1日には、非接触タグを活用した決済システムに移行する。これにより、顧客はわざわざレジにいかなくても、接客係のモバイル機器で、いつでもどこでもチェックアウト可能となる。
セルフチェックアウトのKIOSKも設置する予定だ。商品をバーコードリーダでスキャンする必要がなく、買い物かごに入れて、KIOSKに置くだけで、自動計算してくれる。
新技術の活用で顧客へのサービス品質を高めることができる。商品での差別化がむずかしい百貨店は、モバイル機器や非接触技術を活用した接客で優位性を確保しようと必死だ。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。